娘の髪が長くなり、だんだん暑そうになってきたから、思い切って「ショートボブ」という髪型にすることにした。
美容院に行くことも考えたけど、こんなことは大きくなったら二度とできないので、妻さんと二人でチャレンジした。
事前にネットで動画を見て予習し、切りすぎにならないよう妻さんと確認しながら一刀目。
だけど、意外と思いきりよく切ってしまった。
最初に切った長さにつられたのと、「髪を濡らした方がいい」とか、「切りすぎた」、とか、二人で言い合いながら夢中になったせいもあって、全体的にイメージより短めに仕上がった。
幸い、娘はまだ髪型に対してこだわりがないらしく、平然としてた。
僕は娘の髪を切ったことに大満足。
でも、次回を心配してる。調子にのって、今回より更に切りすぎてしまうかもしれない。
プレ幼稚園に行く前夜の不安感とワクワク感は、初めて体験する感覚だった。
眠りにつく前に、妻さんも同じようなことを話してくれた。
娘を見守っている感じを二人で共有できるのが嬉しかった。
幼稚園では、僕のせいで途中入園となったこともあって、少し乗り遅れ気味になってしまったみたいだ。
戸惑う表情をしたり、頭をかいたり、顔をしかめたり、普段しない行動も出た。
ジュースを飲むときは、娘は飲んでいいのかわからなくって一人、妻さんの方を伺っていた。
実はコップで飲む練習を始めたのが、その2日前からだったので、クラスのみんなが飲み終わって次に進行しているときも、娘はまだ飲み終えていなかった。
妻さんは「娘は頑張ったよー」って教えてくれた。
僕もその様子をを聞いて、娘をたくさん誉めてあげたくなった。
その夜、娘が寝言で「おかあしゃん、コップ、のんだ」って言っているのを聞いた。
僕は、たまらなくなった。小さな体にいっぱいの感情が溢れている。全部受け止めてあげたいと思った。
娘は5月からの未就園児童のためのプレ幼稚園に通うことにした。
「プレ」という仕組みがあるのは知っていたけど、3月生まれの娘の様子からは到底イメージできなかったし、少し調べたら時間や回数の割にお金も結構だったから、行かないでもいいかなと、考えていた。
でも、GWで好奇心いっぱいにはしゃぐ娘を見て、行かせてあげたいなと思うようになった。
こんな感じで僕が動き始めるのが遅かったから、どこの幼稚園もすでに定員満員。夜中にネットの前で後悔することになった。
ネット検索だと、やっぱり情報に限界があるので翌日は電話してみたら、一番近いところはやっぱり駄目で、キャンセル待ちも受け付けないと、言われた。
でも、幸運なことに電車を使ってなんとか行ける所が受け付けてくれた。
来年の入学のときには、申し込み日が妻さんの出産予定日にも近いから、僕がもっとしっかりしなければ。
自我が強くなって、イヤイヤも、立派になってきた娘。
ご飯の支度をするために椅子に座らせて、テーブルにお料理を並べていると、待ちきれなくなって騒ぎだしてしまう。
僕は「みんなの準備ができるまで待って、順番だよ」って言い聞かせている。
すると娘は最近「じゅんばん、じゅんばん、か?」って話すようになった。
なんだか、言葉遣いが面白い。
そういえば、出掛けるときも、「お散歩、いこか?」って。
なんと言うか、こう、上からな感じ。
態度もおっさんくさくなってきてる気がする。
日頃の自分の態度を振り返るべきかな。
妻さんの友達からテープタイプのオムツをもらった。
すでにパンツタイプのオムツに乗り替えていた娘だったけど、試しにテープオムツを使うことにした。
そしたら娘はなんだかとても嬉しそう。
おとなしくテープタイプのオムツをつけられてる。
どうやらパンツタイプのオムツからレベルアップしたものと勘違いしているらしい。
果たしてテープタイプに戻れるだろうか。
心配だ。