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温度計

赤ちゃんを優しく抱くお母さん。
その様子は娘の心にも響いているようだ。

娘はベビーバス用の温度計を赤ちゃんに見立て、重ねた両手の上にそっと置いて抱き寄せる。
とっても優しい顔で、大事に大事に赤ちゃん(温度計)を見つめ、「ねんねするよ」と言いながらそっと置いてみたり、「お風呂入るよ」と言いながら擦ってみたり、そーっとそーっとガーゼをかけたり。

妻さんは家族を大切に思う心をきちんと伝えてくれている。

ありがとね。

家族のバランス

下に弟妹ができると、上の子が寂しがる。
心理面のストレスが、行動や症状として現れることがあるって聞いた。
友達からも、ドモリが出て可哀想だったという経験談を聞いていた。

だから、僕は娘が寂しくならないように出来るだけ娘のことを抱きしめるようにしていた。
そしたら、最近はすっかりお父さん子。
僕の顔を見てニコッとしてくれたり、抱っこをせがんだり、とても可愛い。

でも、お父さん子になるのは決して嬉しいことばかりではなかった。
特にお母さんに対する言動。ひどく傷つけるようなことも抵抗なく言ってしまう。
言葉の意味を十分にわかってないことは理解していても、ショックは大きい。

赤ちゃんを迎えて、家族関係のバランスが新しい形になった。
この新しいバランスに、僕も妻さんも、娘も、きっとまだ慣れていないんだと思う。
これから一緒に時間をかけて慣れていき、僕たちなりのバランスを作っていく。
暖かい気持ちで、包み込みながら。そういう父になりたいと思う。

最長記録

月曜の朝、最長記録が生まれた。

クルルンポイの長さ。

これまでは娘一人分だったけど、赤ちゃんが加わって量が増えた。
赤ちゃんは授乳のたびにオムツ交換するから急増だ。
しかも、オムツを交換している途中に出てくることもあって、一度に2枚使うこともしばしば。
土日をはさんだ結果、驚くほどの記録が生まれた。


大物が掛かった釣り人のようにクルルンポイを処理しながら、僕は楽しい気分になった。

ほ乳瓶

夜中の授乳では、一人目の娘の時と同じ方法で、母乳の後に少しだけミルクを足そうと思っていた。
その方が間隔が開いて休めるから。
そして、もう一つの理由は、僕の楽しみでもあるからだ。

初日の夜、ミルクをあげようと思ったら、なんだかすごく眠たそうで飲まなかった。
二日目の夜、今度こそはと思ったけど、なんだか怒ってるみたい。「こんなの飲まないよ」って訴えかけるような目で見つめてきた。
母乳はよく飲んでるのに。さては、娘の時にも使った、このほ乳瓶。そう思い当たって、今晩は違うものを試すことにした。

娘は何の抵抗もなく飲んだのに、長男にはダメなのかな。
同じようには、いかないんだな。と改めて思い知った僕。
妻さんは動じず、前回と違うことを当たり前のこととして受け入れてるみたい。

スタートから出遅れてしまった。ごめんね。

4人揃って

昨晩は4人揃って初めての夜。
これからずっと一緒のスタート。

僕は喜びがいっぱいで眠れないかと思ったけど、お七夜の慣れない習字や久しぶりの沐浴なんかで、緊張して疲れたのか、いつもと変わらず眠っていた。

習字は娘のお七夜以来、2年半ぶり。用意した紙は2枚だから、新聞紙にたくさん練習してから書いた。
静かで穏やかな心の人になってもらいたいと思ってつけた名前。
妻さんの分も娘の分もたくさんの願いを込めて書いた。

沐浴は直前にもDVDを観ておさらいしたのでうまくできた。今日は耳の裏を忘れないようにしなくちゃ。
それと、泣いている赤ちゃんを見て慌てる娘をどうにかしなくちゃ。
洗面所で足を滑らせて転びそうになっていた。

夜中2回目の赤ちゃんのおっぱいの時間。
娘が赤ちゃんの泣き声で起きてしまった。
寝ぼけながら「向こう行ってよ~」って怒った。
突然の暴言には驚いたけど、目はつむったまま、寝ぼけているようだ。
僕がなだめながら絵本を読んでるうちに、すぐまた眠ってくれた。

4人で寝る初めての夜だから、僕も妻さんもまだ役割分担に慣れてない。
娘もそんなぎこちない空気を感じたのかもしれなかった。

これから毎晩の4人の協同作業。
工夫したり、頑張ったり、みんなの活躍が楽しみだ。
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