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初めての子育て 妻へのいろんな想いを日記にしました
水曜日に熱が出て、翌朝病院に行ったときは、ヘルパンギーナ、と診察された。
ヘルパンギーナ?
珍しい病気になったものだと思って、会社で話したら、子供がいる同僚の反応は、「あー、ヘルパンギーナね」みたいな感じ。
子育てしている人にとっては一般常識のようだった。
娘はこれまで胃腸炎にはなったけど、病気らしい病気になったことは無い。ずいぶん楽をさせてもらっているんだと、気付かされた。
金曜日、熱は下がって元気いっぱい走り回ってる。でも、体じゅうに発疹がでてきた。
今度は手足口病の診断だ。ヘルパンギーナから手足口病になっちゃった。両方とも夏場に流行するらしい。
発疹は特にかゆいとかは無いみたい。でも、たくさんあって、体を洗ってあげているときに手のひらにぷつぷつの感触を感じると、とても痛々しくて、たまらない気持ちになった。
娘のつるつるお肌のファンの一人としても、憎らしい病気だ。
早く治りますように。
仕事からおうちに帰ると、妻さんが「おかたづけしよ」って娘に声をかけていた。
部屋一面がおもちゃで散らかっている。
娘は、まだまだ遊びたいので、言うことを聞かない様子。
最近はだんだん自分のやりたいことや、やりたくないことの意思表示がしっかりしてきた。
妻さんから、おかたづけをバトンタッチしてもらって、僕が娘を誘っておかたづけ、妻さんは晩御飯の仕上げに取り掛かってくれた。
すると、背中に入れる汗取りガーゼだけが見あたらないことに気がついた。
汗取りガーゼは、汗っかきの娘には欠かせない。
妻さんに聞いても、「ソファに置いたと思ったけど」って言うのだけど、なくなっている。
さらに、使ってハンガーに干していたもう一枚の汗取りガーゼも、ハンガーから消えて、汗取りガーゼだけが部屋から無くなるという不思議な現象が起きた。
どこを探しても見つからないので、あきらめて新しいガーゼを出すことに。
引き出しを開けて、むむ!と気がついた。
引き出しの中に、きれいにたたんで入れていたはずのガーゼが、やや乱れている。
触ってみると、やや使用感が感じられ、さらに、もう一枚は、もっと湿った感じ。
汗取りガーゼ紛失事件の犯人は、娘。
おかたづけして、引き出しに入れてくれたんだ。
ちょっと違うよ〜、って妻さんと二人で笑った。
娘はロールパンナで、妻さんはメロンパンナ。