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ピョコン

最近、密かに大好きな場面がある。

それは、息子がベッドの上でピョコンと座って泣いてる場面。

今朝もそうだった。妻さんと僕が朝起きて支度をしているとき、寝室から息子の声が聞こえ、ドアを開けると、朝方の薄暗い部屋の真ん中で、息子がべそをかいている。

状況的には、妻さんも忙しいときだし、息子も寂しくて泣いてるから大変なんだけど、僕はこの場面に出くわすと、なぜだかとても幸せな気持ちになる。

寝癖がついた息子のふわふわな髪の毛もたまらない。
やっと助けがきたという息子の表情も。短い足で座る感じも。
なんとも言えないホンワカさがある。

ベッドにピョコンと座らせたら世界一可愛いのではないかと思ってしまう。

こんなにのんきなこと言って、あやしてくれる妻さんにごめんだ。

手押し車

息子にとって初めての手押し車は、へっぴり腰で、可愛かった。
手押し車が先に進んでしまうので、足が追い付かず前のめりに転けてまう。
でも息子は楽しいらしく、何度も繰り返した。

それから2日、昨日はもう上手に使いこなしていた。
手押し車では飽きたらず、娘が使っている小さな椅子をズリズリ押して進むパワフルさ。

何もかも娘の時とは違う成長を見せてくれる。

口内炎

ゴツン、と頭が口に当たることが結構ある。
息子の予測不能な動き。娘の不必要なはしゃぎよう。なかなか避けられない。

口に当たると「あーまた口内炎だー」と、一気に僕のテンションが下がる。

僕は犬歯の歯並びが悪くって必ず口を切ってしまうから。
一週間くらいはまともに食事が味わえない。

夜、娘や息子の隣で幸せを感じながら眠ろうとする。
「おやすみ」、小さなお腹をできるだけ優しくトントン。
すると、突然寝返り、というか、ヘッドバット。
幸せな時間が一変。口の中に血の味が広がる。
「うう〜」

子育ては格闘技だと思う瞬間だ。

タオル

娘がいつまでもタオルの端の方を噛んだり、くわえたりするので昨日は「もうタオル渡さないよ」と言って聞かせてみた。
すると物凄い拒否反応で、「タオル要る〜」って気が狂ったみたいに泣きわめいてしまった。
そのヒステリックな様子を見て、心配になった。

幼稚園では持ってなくてもいいみたいなのに、どうしてかな。

こんな激しい反応をするのは、何か原因があるのかな。

結局、タオルを噛まないこと、そして、娘のタオルの置き場所を決めて使わない時はそこに置くことを約束して、その場は落ち着いた。

だけど、娘がキーキー声で、喚く様子はもう見たくない。
ヒステリックになって何でもかんでも拒否して喚く様子に、僕自身も何度も怒りが込み上げてきて手をあげそうになった。
そして、その後はすごく疲れて、さらに、不安感が押し寄せてきた。
今回の件が娘の心に与えた影響が心配だった。
そしたら、誰かに押し付けたい気分にもなった。

向き合うことの大変さを痛感した一件だった。

うわさ

「息子の頭は相当切れる」
そんな噂が妻さんと僕との間で話題になっている。

掃除機を持ってきただけで目の色が変わるくらい掃除機で遊ぶのが大好きな息子。

掃除するパターンを覚えて先回りし、掃除機を捕まえる。
1歳そこそこにして出来る技ではないはず。

さらに、いつも娘が「ダメー」って言って絶対に触らせないおもちゃ箱。
何も泣くほどのことはないのに思うのだけれど、娘は泣きながら死守している。
息子はそんな姉に対抗するでもなく、意外とあっさり引き下がる。

と思ったら、娘が幼稚園に行っている隙に、息子はそのおもちゃでいっぱい遊んでいる。
我が子ながらなかなか利口だと思った。

そんなこんなで、「息子、やるな」と思うことが重なって、「息子の頭は相当切れる」になった。
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